Wednesday, September 22, 2010

LOVE digmeout.

digmeout ART&DINERでの個展が終了しました。
最終日の20日には思いつきで言い出したシルク実演(カッコ良く言うとワークショップ的な)もできて最高に楽しかった。

実は、、、
あの個展、やる前まではとても不安でした。
あれって、ARTじゃねぇべなと普通の事を思う人が多数だと思っていたから。
「人のレコードに規則を与えて〜」なんていうのは自分の中でのただのキラっとした閃きに忠実に動いてみただけで、もっというとワクワクしながらレコード屋で黄色いジャケを見つけてニヤニヤしながらレジに行っていただけとも言えるのです。
でも、レコードの楽しさを少しでも判ってくれたら良いなぁなんて事はうっすら思っていました。
プラカードは、、、なんとなくやって自信がでてきた。
あれ、作るのが楽しいのです。
僕は絵描きでもデザイナーでも写真家でもない。そういう人達に常に憧れているちょっとだけ器用な人なだけなのです。
それでもやればできたよ〜!みたいな気持ちが常にあります。オンガクも同じ気持ちでやってます。

中3だったか高1だったか、、、
広島で日比野克彦さんの初の個展がありました。
どうして行ったのか忘れましたが、1人で行ったその日の衝撃は凄く憶えています。
僕は本当に驚いたのです。段ボールでできたその可愛い作品達に。
25年近く経ってdigmeoutさんでああいった事を発表させて貰える機会を与えてもらって本当に良かった!
NEW DECADE、新しい10年の始まりの今年にできて良かった!!!

digmeout、本当に良い場所だなぁ。
気さくで優しいスタッフ揃いだし、常連さんになりたい。
毎日行って決まった席に座ってビール頼んで雑誌捲って展示みて、、、
そんな事したいなぁ。

またいつかできるように音楽ともどもしっかりやっていこう。



chabe

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Thursday, September 09, 2010

BLACK WHITE & YELLOW.


ある1つの法則を与えてみると、星の数ほどある膨大なレコードの中からジャンルと時代をスっと飛び越えて面白いグループができる。ここに集まってきたレコードは黒、白そして黄色で装丁されたレコード。もちろんバラバラのアーティストの音楽とデザイナーによるスリーヴデザイン。BEACH BOYSのとなりにGBHがあって良いんです。これはこの展覧会の為に僕が与えたルールなので。
ある日、DJ前のレコード選びをしている時の事、UNDERTONES"JIMMY JIMMY"とTHE CHESTERF!ELDS"ASK JOHNNY DEE"が偶然並んで出てきた時に思いついたのです。
こんなジャケットだけで壁を埋め尽くしたいと。
音楽がデータとかファイルと呼ばれるようになり無形の芸術化を進めていっていますが、僕は器としてだけでなくレコードが大好きなのです。こうしてレコードをランダムに置いてる時のワクワク感ったらない。ニヤニヤしっぱなしです。
多くの人にこの骨董とも言えるレコードの魅力を知って欲しいと思います。
可愛いしかっこいいのです。 
そして、、、頑張れ阪神。



「なぜ、こんなものを作るのか?」
「ただ、なんとなく、そうよ、なんとなく」
戸川純のセシルカットの一節をリフレイン。
まぁ、近い事はあってもこれだけを打ち出すのは誰もやっていなくない?みたいな動機がメインでした。純ではなく、不純ですね。
あっ、是非とも手にとって掲げてみてください。それがプラカードの使命なので。写真もどうぞ。


これ、セシルカット。



digmeoutで搬入を終えて晩餐後にUFOキャッチャーで捕まえたファーファの後頭部に(A)をシルク。即展示。ごめんよ。


このメッセージとデザインはもともとマルコム・マクラレンとヴィヴィアン・ウェストウッドによるモノ。パクリではなくそれのシルクをいろいろなモノにプリントしてたかったのです。今回の個展で手伝ってくれたKINKさんと共にこの辺をリスペクトしつつも面白いジョークにできないかと考えて作りました。

digmeout、楽しんでくださいませ。

CH(A)BE